季節の変わり目、天気が雨や曇りだと体調が悪いなあって思っていませんか?
その悩みを解決する方法があります。
その根拠は、痛み、歪み、自律神経の乱れをお灸で緩めて整えるという秘密があるからです。
お灸ってどんなもの?

中国2000年の歴史を持つといわれるお灸の文化。よもぎの葉の裏の綿毛だけで作られたもぐさを使って熱治療をすることをお灸っていいます。もぐさをちょーっとちぎり指でつぶして丸めて三角にして、そこにツボにのせて火を点けて、熱刺激を加えるのが本来のやり方です。
そうすると筋肉が緩み血流が良くなり体の調子が整うんです。不思議ー。
よもぎは昔から解熱、利尿剤として使われ、さらには止血剤としても使われていました。よもぎの葉の裏の綿毛だけを集めて乾燥させて火をつけてツボに乗せて熱刺激を入れる方法は昔の人の治療薬でした。すごいよね。この方法を編み出した昔の人に感謝です。
現代は本物のもぐさは高価なのもあり、管理も扱いも大変なことからせんねん灸さんから発売されている安全で使いやすいものが販売されていて、私も使っています。
・熱の刺激を選べて初級者から上級者までバリエーションもあり、
・香りも最近は女性向けにアロマのお灸など種類も豊富で
・煙の出ないお灸、火を使わないお灸も発売され
使い勝手がいいのが気に入っています。
今回はこのお灸を使って実際に使用方法を紹介します。

お灸はどこにおくの?
人の体には見えない経絡という14のルートが爪の先から頭に先、目の近く、陰部まで走っています。経絡に経穴というコリっとした部分だったり、ポコってへこんでるところだったりが存在します。その場所(ツボ)にお灸を据えます。
インターネットで「症状 ツボ」と検索すれば症状に合ったツボが紹介されています。是非参考にしてみてください。
・冷え性・肩こり・ひざ痛・腰痛・目のしょぼしょぼ・股関節の痛み・胃痛・手首の痛みなどなど。
お灸動画で使い方チェック!
実際にいつものやり方でお灸を据えてみました。ゴールデンウイークはおこもりでメンテナンスしてくださいね。
ツボは「合谷」。ほとんどの経絡が必ず通るツボで、症状オールマイティなツボです。手はじめはここからどうぞ!
4火が付いたお灸をつぼに乗せます。お灸の裏はシールになっているので肌にくっついて落ちません。
お灸は自然治癒力アップ!
・お灸は体から湿気を出してくれます。余分な水分が体にたまり体が冷えると外へ出なくなり、体を冷やす原因になります。お灸をするとこの湿気を外へ出し、血行がよくなり、不快な症状が良くなり体のバランスが整います。
しかも薬を飲むより即効性があり、症状がすぐ緩和される場合もあります。私は比較的早く改善を感じることが多いです。
一番の効き目を感じるなら鍼灸に行くことがいいですけどねー。
それと動画で「合谷」のツボはほとんどの経絡が通るからオールマイティなツボだとお話ししましたが、ひとつのルート(経絡)は足から頭、目まで繋がっているので「合谷」を押すと他の場所も繋がってるから足の先から頭の先まで全身良くなっちゃう!というミラクルなことになってます。
なので、肩や背中や腰のツボにお灸が出来なくても、関連する手や足のツボで手の届きにくい場所の治療が出来るのです。手や足なら簡単に出来て効果もあって最高です。
ちなみに私は一回に4か所から6か所くらいお灸します。これは私のスペシャルなお灸スタイル。一回のマッチで4個のお灸に火を点ける技ですー。場所は「合谷」と「外関(眼精疲労、肩こり、首コリ解消)」というツボです。
熱さ苦手な人はツボ押しでもいいのよん
熱さが苦手な人はツボを押したりして指圧をしましょう。ツボは筋肉弛緩スイッチ、押せば筋肉が緩みます。また外出先でお灸が出来ないときは、指圧でツボ刺激を行うといいですよ。
歩き疲れたら足のツボ(足三里、承山、三陰交)、パソコンで手が疲れたら手のツボ(合谷、外関、曲池)、肩のツボ(肩井、風池、天柱)をぐっぐっと押してすぐだるさ軽減できます。また詳しくコラムに書きましょう!
アールユヴェーダにもマルマがある!

さてさて、ここからは「中国の経絡と経穴(ツボ)」と「インドアーユルヴェーダのマルマ」の話です。
「アーユルヴェーダのマルマ医学」
「末魔」という人体の急所、ツボのことでマルマは面積の広いゾーンも含むものです。身体の異常はツボ、マルマに蓄積され強いコリ、腫れ、痛みとなって現れ、これをオイルを使いマルマに染み込ませ多種多様なマッサージで正常な状態へ戻す治療がマルマ治療なのだそうです。医師たちはケガから慢性病、神経痛、脳梗塞の後遺症、精神病に至るまですべての疾患に対処してきたのだそうです。その位置はほとんどツボと一致するのだそうです。※秘伝マルマツボ刺激ヨーガ・伊藤武著を参考
なるほど。。。。ヨガとアーユルヴェーダと中国のツボ療法に血族を感じますね。
マルマは「プラーナ=エネルギーの流れ=氣」中国は「氣=エネルギーの流れ=プラーナ」を整えることを重要視していますが、両者とも同じことを指しているということですね。
さらには「氣の流れ」は陰陽の氣が螺旋を描きながら背骨を昇り、「プラーナの流れ」は背骨の中にあるナディという陰陽のエネルギー流れが螺旋を描きながら昇っていく(クンダリーニ)という流れさえも類似しています!酷似してます!
どんな角度から人間を解体しても言葉は違えど、人間のエーテル体は同じ動きをしているということですよね。とても興味深いです。
それを操るツボ(経絡)とマルマ(エネルギーライン)は、立派な治療のための代替療法として有効性があるということですね。マルマ・ヨーガというヨガのポーズで病気を体を整えることもすすめてましたから、ヨガも代替療法なのです。私のヨガは治療目的のためのヨガセラピーをしており、マルマ・ヨーガに近い考え方です。
運動で体を動かすから一歩先行く健康になるためのヨガがどの世代にも、特にマダムとナイトに役立つことはお墨付きをもらった気分です。ルン。
ONE MINUTE YOGA+おきゅう
ONE MINUTE YOGA+おきゅうは、COLUMNで掲載とYou TubeでもUPをしていきます。1分くらいのほぐしで紹介していこうと思います。是非日々のレベルアップにお役立てくださいね。
かなりマイペースなのでこちらも更新は不定期になっちゃうかもしれませんが。
次は股関節に効くツボとをONE MINUTE YOGAとONE MINUTE YOGA+おきゅうでお伝えします!
MASAE yogaはヨガセラピーという心と体を治癒レベルで整えるヨガが特徴です。年齢を重ねてきて体型が変わった人のために、ただ体を動かすのではなく、「なぜ今の体がそうなのか?」「どうしたらポーズが楽にとれるのか?」「今をよくするために何からはじめたらいいのか?」などを中心に体と心と魂も整えるレッスンしています。
年齢も幼稚園児から80歳まで生徒さん受けてくれています!もしお役に立てることがあればお声掛けください。お待ちしています。
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