運動してるけど思うように汗をかかないなあと悩んでませんか?
その悩みを解決する方法があります。
その根拠は、呼吸と自律神経と代謝アップの関係性を知っているかいないかという秘密があるからです。
神秘的な呼吸

肺で行われる呼吸は、生命維持のために「無意識」で働くガス交換の役割があります。しなければ生命の危機に関わってしまいますね。
でありながら、「意識下」で動かすことができ「自律神経」に関与するという体の中でも特別な役割を持った特殊な器官なのです
心臓や胃などを動かす筋肉は自分の意志によって動かすことができない筋肉(不随意筋)の中に入り、生命の維持のためにガス交換を行う肺も不随意筋肉で動き、この仲間です。
この筋肉たちは主に自律神経の支配を受けて動いていて、自分の意志では動かすことができません。
呼吸で自律神経をコントロールできる
普段の呼吸は自分の意志ではコントロールできない不随意筋肉つまりは無意識で動いています。
しかし、深呼吸をはじめとする呼吸法は意識下のもと、つまりは自分の意志で行えることに気づいていましたか?
もっとすごいことに、自分の意志で行う呼吸は自分の意志ではコントロールできないはずの自律神経をコントロールできるんです!
自律神経は二つの神経で構成されている
深呼吸を続けると心が落ち着くのは、自律神経が整うからです。
自律神経はふたつの神経から構成されています。そう、「交感神経」と「副交感神経」ですよね。両方が均等に働き整うからです。
「交感神経」は体を活動させる時動きます。「副交感神経」は、体を休めるときに動きます。
呼吸と自律神経とヨガ1

それも、吐くときと吸うときで動く神経が違います。吐くときの呼吸は「副交感神経」吸うときの呼吸は「交感神経」です。
ヨガはこの仕組みを利用して心身の調整を行います。
初めに行うことは、吸う呼吸と吐く呼吸のリズムを同じにして整えることからです。同じリズムにするというところにポイントがあって、これを続けると自律神経が整うので、心が落ち着いて来るんです。
呼吸と自律神経とヨガ2
まずレッスンは、初めの15分は「呼吸」と「瞑想」を行います。
まず「心が落ち着く(自律神経が整う)」状態を作ることが目的だからです。
でもどうして体を動かす前に「心を落ち着かせること(自律神経が整う)」が必要なのでしょうか。
それは、「心が落ち着く」=「リラックスした状態」つまりは、「最高のパフォーマンスができる状態」ということだからです。
それは心が落ち着いた状態であるということは、肉体的にも最高の状態だからです。
最高のパフォーマンスがもたらすことが代謝アップ

さてさて、想像してみてください。
緊張してる時は体から血の気が引く気がしませんか?
リラックスしてる時はほっこりした気持ちになってホンワカしてきませんか?
体を動かす前、緊張して体カチコチで始めたら筋肉も心も体が動きません。
ほんわかまったり状態だと動こう!ってなかなか思えないですよね。
この二つの神経を両方働かせ「呼吸を整える」ことこそ、「代謝アップの秘訣」だったんです。
最高のパフォーマンスが結果ケガも防ぐし、結果を得やすい。
実際クラスでは呼吸を通しながら姿勢を整え、自律神経の2つが両方働くよう体作りも初めに行っています。
初めは呼吸を意識してすることは難しいかもしれませんが、細かい指導でみなさん呼吸は上手にできるようになっています。
なので、呼吸が意識してできるようになるまでは、強度はあげない時もあります。
最高のパフォーマンスの状態に近づけるということは、ケガもの予防にも繋がるからです。
また体も動きやすくなっているため、ヨガクラスの「代謝アップ」の結果も得やすくなるのではないかと思っています。
体を動かすときに呼吸を整え、自律神経を整えてからする

この「呼吸が整う」→「自律神経が整う」→「最高のパフォーマンススタンバイ」→「心身リラックスしてる状態」→「代謝アップスタンバイ」
言葉に変えるとどんなことが起こっているでしょう?
それは、「冷静に物事を判断できる状態にある」ということです。
結果的に何が起こってるかを冷静に判断することができるので、相手の言葉の理解力が進み、自分の考えも冷静に導き出せ、リラックスしてレッスンに集中でき汗が出るという循環が起こっているのだと思います。
なので、体を動かす前は、しっかり呼吸を整えてから始めましょうね!